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 実印と印鑑登録カードの保管方法の基本


実印と印鑑登録カードの保管方法の基本を紹介しておきます。実際の保管に際しては、あなたなりに応用してみてください。



基本1 実印と印鑑登録カードは別々に保管する

実印と印鑑登録カードは、別々に保管するのが基本です。というのは、どちらか一方が盗まれただけでは、悪用することができないからです。

実印を捺印する場合には、必ず、印鑑証明書が必要になります。
印鑑証明書は、印鑑登録カードがなければ、取得することができません。実印だけでは取得できないのです。
そのため、実印だけを持ち出されても、それだけでは、悪用することはできないということになります。



基本2 印鑑登録カードの方が大切

実印と印鑑登録カードどっちが大切?と考えた場合、

多くの方は、「実印が大切で、印鑑登録カードは、おまけのようなもの」と考えていらっしゃるのではないでしょうか?

実はそうではありません。印鑑登録カードの方が大切なのです。
印鑑登録カードがあれば、印鑑証明書を取得することができます。そして、印鑑証明書には、印影が印刷されています。
そして、その印影を基にして、実印を偽造することも不可能ではありません。

一方、実印だけでは、印鑑証明書を取得することができないため、悪用しようともしようがないという事になります。

ですから、印鑑登録カードさえ、厳重に保管しておけば、実印は、普通にしまっておいても問題ないということです。



基本3 実印は手入れを怠ると劣化する

実印は、ただ単に大切に保管しておけばいいというものではありません。印鑑の材質によっては、保管方法に気を配る必要があります。

例えば、黒水牛は乾燥にとても弱い印材であるため、乾燥しやすい冬場は、オリーブオイル等で手入れすることが望ましいとされています。薩摩本柘の場合は、肉の成分(水分)により枠がもろくなる場合があるので使用した後は、朱肉を良くふき取る必要があります。手入れが不要なのは、チタンくらいです。
定期的な手入れを行うためには、取り出しにくいところにしまってしまうと、忘れてしまうのであまり好ましいことではありません。
できる限り、手入れしやすい場所に保管したいものです。

一方、印鑑登録カードは、手入れなど必要ありませんので、金庫などの奥深くにしまっておいた方がいいでしょう。



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実印を作るなら・・・

昔は、印鑑といえば、印鑑職人が手彫りで作るのが当たり前でした。
町のどこかには印鑑屋さんがあって、印鑑職人さんが、細かい彫り作業を行っていたものです。
しかし、最近では、そうした印鑑職人さんは少なくなっています。

なぜかというと、今では、印鑑彫りのほとんどは、機械彫りで行っているからです。
職人さんが手彫りで彫っている印鑑は本当に少なくなっています。
機械彫りだと、手彫りよりも安くて正確に作れるというメリットがあります。普段使う認印ならば、機械彫りのものが良いでしょう。

しかし、実印の場合は、機械彫りされたものは好ましくありません。機械彫りの場合は、全く同じ印鑑がいくつも存在することになってしまうからです。

手彫りの場合は、同じ名前でも、完全に同じものを作れるというわけではなくて、そのときそのときで、微妙に違ってくるものです。オリジナル性が求められる実印や銀行印としては最適です。

※参考サイト 京都の名匠の作る象牙印鑑なら自慢出来ます!

 おすすめの印鑑をピックアップ!


高級感のある一生物の実印、銀行印を選ぶならば、象牙の印鑑がお薦め

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黒水牛は、賢牢性や印肉のつきの良さが優れている印材です。手ごろな価格で、耐久性の高い印鑑を手に入れられますよ。


とにかく耐久性重視!のあなたは半永久的に使い続けられる印鑑ならチタンがお薦め

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チタンは材質の粒子が超微細なので、朱肉のノリが均一になるため、捺印時にも鮮明な印影が得られます。また、欠けることがなく、錆びることもなく、耐久性は他の印材と比べ物にならないほど優れています。
実印や銀行印などの大切な印鑑を作るのならば、チタンほど優れた印材は他にありません。



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