印鑑と印鑑証明バイブル


印鑑と印鑑証明バイブルでは、実印、銀行印の作り方と印鑑登録の方法、印鑑証明書の取得や活用方法を紹介しています。


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 実印の劣化防止の基本


実印は、何度も利用するものではありません。普段から利用するのではなくて、厳重に保管している方が多いと思います。

めったに利用しなければ、実印が劣化することは無いはずですが、実はそうとも言い切れず、いざ、実印を利用しようと思ったら、捺印することができなくなっていたということは珍しくありません。

特に多いのが、実印を押した後に、朱肉がついたままの状態でしまってしまうことです。

朱肉がついたままのだと、朱肉に含まれている水銀の成分や油分が印材を侵食し、枠の部分など薄い部位からもろくなり、劣化の原因となってしまうのです。

また、印面に残った朱肉が乾き、手入れができなくなってしまう程、カチカチに固まってしまう事もあります。

その結果、印鑑証明書の印影と違ってしまい、実印としての用を足さなくなってしまいます。



そうならないようにするにはどうしたらいいのか?

基本は、使用したら朱肉をふき取ることですが、それだけでは十分ではありません。

長期間使用せずに保管することになる実印の場合は、使用した後は、超音波洗浄器などで洗浄することが望ましいです。

超音波洗浄器は、業務用のものもありますが、市販もされています。

例えば、TWINBIRD 超音波洗浄器 ホワイトがあります。



印鑑だけでなくて、腕時計だとか、めがねだとか、指輪などのアクセサリーだとか、CD/DVDまで洗浄できてしまいます。

どれも、洗おうと思っても、細かかったり弱かったりして、手では、洗いにくいものばかりですよね。

一家に一台こうした、超音波洗浄器があれば、大変重宝すると思います。

その他 おすすめの超音波洗浄器の一覧



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実印を作るなら・・・

昔は、印鑑といえば、印鑑職人が手彫りで作るのが当たり前でした。
町のどこかには印鑑屋さんがあって、印鑑職人さんが、細かい彫り作業を行っていたものです。
しかし、最近では、そうした印鑑職人さんは少なくなっています。

なぜかというと、今では、印鑑彫りのほとんどは、機械彫りで行っているからです。
職人さんが手彫りで彫っている印鑑は本当に少なくなっています。
機械彫りだと、手彫りよりも安くて正確に作れるというメリットがあります。普段使う認印ならば、機械彫りのものが良いでしょう。

しかし、実印の場合は、機械彫りされたものは好ましくありません。機械彫りの場合は、全く同じ印鑑がいくつも存在することになってしまうからです。

手彫りの場合は、同じ名前でも、完全に同じものを作れるというわけではなくて、そのときそのときで、微妙に違ってくるものです。オリジナル性が求められる実印や銀行印としては最適です。

※参考サイト 京都の名匠の作る象牙印鑑なら自慢出来ます!

 おすすめの印鑑をピックアップ!


高級感のある一生物の実印、銀行印を選ぶならば、象牙の印鑑がお薦め

印鑑セット/実印・銀行印セット/象牙(上) 〔実印16.5mm、銀行印13.5mm〕ケース付

技能グランプリ大会で、一位を受賞するほどの確かな技術を持つ一級技能士の職人による手仕上げ彫りの実印です。最高の象牙を使うならば、彫ってくれる職人にもこだわりたいですよね。

京都の名匠の作る象牙印鑑なら自慢出来ます!


リーズナブルな価格で一生物の印鑑を作るなら黒水牛がお薦め

印鑑セット/実印・銀行印セット/黒水牛(芯持極上)〔実印16.5mm、銀行印13.5mm〕ケース付

黒水牛は、賢牢性や印肉のつきの良さが優れている印材です。手ごろな価格で、耐久性の高い印鑑を手に入れられますよ。


とにかく耐久性重視!のあなたは半永久的に使い続けられる印鑑ならチタンがお薦め

チタン印鑑・はんこ〔実印〕チタン印鑑 実印〔16.5ミリ〕ケース付

チタンは材質の粒子が超微細なので、朱肉のノリが均一になるため、捺印時にも鮮明な印影が得られます。また、欠けることがなく、錆びることもなく、耐久性は他の印材と比べ物にならないほど優れています。
実印や銀行印などの大切な印鑑を作るのならば、チタンほど優れた印材は他にありません。



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