不動産鑑定士は、不動産関係の資格の最高峰とも言われ、司法試験、公認会計士に並んで最も難しい資格の一つとされています。合格すれば、不動産会社等での昇進や転職に有利になります。また、不動産鑑定士として独立して仕事をすることもできます。
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独学で不動産鑑定士試験の勉強 暗記するためのコツ
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不動産鑑定士試験で大切なことは、「暗記すること」である。
では、如何にして、暗記していったらいいのか?
最近の脳科学の研究によれば、以下のような方法が暗記に適しているとのことだ。
1、書いてみる
例えば、テキストを読むだけでなくて、ノートに書き出してみるといったような作業である。 ただ、まとめノート作りに没頭するあまり、問題を解く時間がなくなってしまいがちだから、たっぷり時間が取れる人だけにお薦めしたい。
2、声に出す
テキストを読む時は、目で追うだけでなくて、実際に声に出して読んでみるといい。 自分が講師になって教壇で解説しているつもりになって読めるようになれば、実力がついてきている証拠だ。
3、問題を解く
テキストだけでなく、問題を解くことにより、記憶に定着しやすくなる。 不動産鑑定士であれば、過去問を何度も解くことが大切だ。
問題を解く際は必ず、ノートや紙を用意しておき、選択肢ごとに、解答はもちろんであるが、「解答を導いた理由」を書いていくとよいであろう。時間はかかるが、記憶に残りやすいはずだ。
私だったら、テキストで勉強するときは、声を出して読み、その音声をヴォイスレコーダーに記録してしまい、通勤時間などに、聞きなおすようにする。
テキストを基にして、まとめノート作りを行うようなことはやらない。時間がかかりすぎる割には、効果が薄いからだ。
過去問を解く時は、ノートを用意して、選択肢ごとに、○×はもちろんであるが、その理由も記載する。
さらに、別のノートを用意して、過去問を基に、オリジナルの問題を作ってしまう。
例えば、選択肢で問うている内容をひっくり返して、選択肢を作ったり、解説を読んで関連する論点を基にした問題を作るのだ。
作った問題はその場では当然解答できるのが当たり前なので、過去問を一通り終えてから、オリジナルの問題を解いていく。時間を置けば、自分で作った問題とは言え、結構考え込んでしまうものだから、勉強になる。
オリジナルの問題を作る作業を行うことで、知識も整理できるから、時間がある人は、ぜひ、挑戦してみてほしい。
おすすめのスクール
不動産鑑定士試験対策講座を行っている学校は少ないですが、法律系資格のスクールとしては最大手の学校である
LEC
とTACで不動産鑑定士試験対策講座を行っています。
どちらが優れているかといえば甲乙つけがたいです。
合格に必要なものはすべてそろっています。
講義、演習講座、模擬試験。そして、分かりやすいテキストと過去問。
これらのすべてが完璧にそろっています。
後は各個人の好み次第ということになります。無料体験講座などを利用してみて、自分に合う方を選ぶといいでしょう。
私が受験生のときは、
LEC東京リーガルマインド
(
LECオンライン本校
)
で勉強しました。通信スタイルの講座が充実していたからです。
なお、どちらを選ぶにしても、模擬試験だけは、LECとTACの両方の試験を受けるようにしたほうがいいです。模擬試験のスケジュールが重なる場合でも、通信制度などを利用して、問題と解説だけは入手するべきです。
合格する人のほとんどは、LECとTAC両方の模擬試験を受けていますし、模擬試験で出題される分野というのは、その年の本試験で狙われやすいので、受けておかなければかなり不利です。
おすすめの教材
独学で不動産鑑定士試験に挑戦する方におすすめの教材
法律、会計の勉強をしたことがあるならば、独学で弁理士試験合格を目指すことも不可能ではありません。 弁理士は、100点満点を取らないと合格できない資格ではなくて、全体で6割以上得点できれば合格できる資格です。独学で合格を目指すのであれば、細かいことにこだわりすぎずに、合格に必要な事項だけを徹底的に叩き込むことが大切です。
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