宅建合格後は不動産鑑定士資格を取ろう

不動産鑑定士は、不動産関係の資格の最高峰とも言われ、司法試験、公認会計士に並んで最も難しい資格の一つとされています。合格すれば、不動産会社等での昇進や転職に有利になります。また、不動産鑑定士として独立して仕事をすることもできます。

不動産鑑定士短期合格の秘訣　シンプルに考える

難易度の高い資格試験に挑戦していると、難しく考えてしまいがちです。

「この試験は難しいのだ。」

という思い込みがあるので

「きっと複雑な考え方をしなければならないのだろう。」

「こんな簡単な考え方のわけがない。」

といったような発想で物事を難しく考えてしまいがちです。

しかし、法律、不動産関係の資格試験というのは、難しく考えるという場面はほとんどありません。

重要なことは、「暗記しているかどうか」だけです。

法律、不動産関係の資格試験というのは、中学、高校の社会科の延長です。

社会科の試験勉強対策をするときは、数学のように難しく考える場面はほとんどないですよね。ひたすら覚えるだけだったと思います。

法律、不動産関係の資格試験対策もひたすら覚えるだけでいいのです。

難易度は、覚えなければならない量の多寡により左右されるに過ぎません。

宅建レベルならば、覚えなければならないことは一冊のテキストに収まるので一年も勉強すれば十分に合格できます。

不動産鑑定士レベルになると、覚えなければならないことが数冊のテキストにわたるため、時間がかかってしまう。そのため、難しい試験だと考えられているのです。

中学、高校の社会科の延長だと思って、ひたすら、暗記するという心構えで勉強すれば、合格を勝ち取ることは難しくありませんよ。

おすすめのスクール

不動産鑑定士試験対策講座を行っている学校は少ないですが、法律系資格のスクールとしては最大手の学校である LEC とTACで不動産鑑定士試験対策講座を行っています。

どちらが優れているかといえば甲乙つけがたいです。

合格に必要なものはすべてそろっています。

講義、演習講座、模擬試験。そして、分かりやすいテキストと過去問。

これらのすべてが完璧にそろっています。

後は各個人の好み次第ということになります。無料体験講座などを利用してみて、自分に合う方を選ぶといいでしょう。

私が受験生のときは、 LEC東京リーガルマインド （ LECオンライン本校 ） で勉強しました。通信スタイルの講座が充実していたからです。



なお、どちらを選ぶにしても、模擬試験だけは、LECとTACの両方の試験を受けるようにしたほうがいいです。模擬試験のスケジュールが重なる場合でも、通信制度などを利用して、問題と解説だけは入手するべきです。

合格する人のほとんどは、LECとTAC両方の模擬試験を受けていますし、模擬試験で出題される分野というのは、その年の本試験で狙われやすいので、受けておかなければかなり不利です。



おすすめの教材

独学で不動産鑑定士試験に挑戦する方におすすめの教材
法律、会計の勉強をしたことがあるならば、独学で弁理士試験合格を目指すことも不可能ではありません。
弁理士は、100点満点を取らないと合格できない資格ではなくて、全体で6割以上得点できれば合格できる資格です。独学で合格を目指すのであれば、細かいことにこだわりすぎずに、合格に必要な事項だけを徹底的に叩き込むことが大切です。