不動産鑑定士は、不動産関係の資格の最高峰とも言われ、司法試験、公認会計士に並んで最も難しい資格の一つとされています。合格すれば、不動産会社等での昇進や転職に有利になります。また、不動産鑑定士として独立して仕事をすることもできます。
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不動産鑑定士資格試験のヒント 予備知識はない方が有利な場合もある
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資格の勉強を始めるにあたっては、予備知識はない方がいい場合もあります。
例えば、法学部出身の方だと、法律に関してある程度の予備知識があるので、法律関係の資格試験で有利になると考えがちですが、実際はそれほど有利ではありません。
大学の講義は、資格試験合格を目指してやっているわけではないので、試験で問われる分野をピックアップしてやっているわけではないからです。
また、教官が自分の独自の学説を披露することも多いので、学説が別れる論点は、その教官の学説に影響されてしまいがちです。
資格の学校で講師の解説を聞いていると自分の持っている予備知識と食い違うことがあります。そうすると、どっちが正しいのか?で混乱してしまって、却って害になるということがあるのです。
むしろ、試験科目の勉強を一切やったことがないという人のほうが、講師の話を素直に受け入れてしまうので、混乱しにくいのです。
では、予備知識がある方は、食い違いをどう受け止めたらいいのか?
答えは簡単です。
資格試験に関しては、どんなに若造だろうとも、大学の教官よりも、資格の学校の講師の方が専門的な知識を有しています。
大学の教官は、その資格試験に合格しているのでなければ、資格試験に関しては全くの素人です。合格するためのノウハウをしっかりと身に付けている資格の学校の講師の話を信じるのが正解です。
おすすめのスクール
不動産鑑定士試験対策講座を行っている学校は少ないですが、法律系資格のスクールとしては最大手の学校である
LEC
とTACで不動産鑑定士試験対策講座を行っています。
どちらが優れているかといえば甲乙つけがたいです。
合格に必要なものはすべてそろっています。
講義、演習講座、模擬試験。そして、分かりやすいテキストと過去問。
これらのすべてが完璧にそろっています。
後は各個人の好み次第ということになります。無料体験講座などを利用してみて、自分に合う方を選ぶといいでしょう。
私が受験生のときは、
LEC東京リーガルマインド
(
LECオンライン本校
)
で勉強しました。通信スタイルの講座が充実していたからです。
なお、どちらを選ぶにしても、模擬試験だけは、LECとTACの両方の試験を受けるようにしたほうがいいです。模擬試験のスケジュールが重なる場合でも、通信制度などを利用して、問題と解説だけは入手するべきです。
合格する人のほとんどは、LECとTAC両方の模擬試験を受けていますし、模擬試験で出題される分野というのは、その年の本試験で狙われやすいので、受けておかなければかなり不利です。
おすすめの教材
独学で不動産鑑定士試験に挑戦する方におすすめの教材
法律、会計の勉強をしたことがあるならば、独学で弁理士試験合格を目指すことも不可能ではありません。 弁理士は、100点満点を取らないと合格できない資格ではなくて、全体で6割以上得点できれば合格できる資格です。独学で合格を目指すのであれば、細かいことにこだわりすぎずに、合格に必要な事項だけを徹底的に叩き込むことが大切です。
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