宅建合格後は不動産鑑定士資格を取ろう

不動産鑑定士は、不動産関係の資格の最高峰とも言われ、司法試験、公認会計士に並んで最も難しい資格の一つとされています。合格すれば、不動産会社等での昇進や転職に有利になります。また、不動産鑑定士として独立して仕事をすることもできます。

不動産鑑定士資格試験のヒント　天才だから勝てるのではない

スポーツの大会。例えば、オリンピックなどでよい成績を残す人は、天才的な才能があるから、よい成績を残せるのではありません。
もちろん、オリンピックに出るとなれば、かなりの天才でしょう。でも、各国から天才と言われる人たちが集う中での競技ですから、単に天才だというだけで、勝利をつかめるものではありません。
徹底した情報分析。競合選手の動向の分析やいろいろな場面を想定した準備を行った上で舞台に立ち、勝利を掴んでいるのです。単純に天才だから勝てるという話ではないのです。

資格試験も同じです。
資格試験に挑戦する人たち。それも合格ラインに届いている人たちは、そのほとんどが、資格試験の科目を得意としているものです。
法律関係資格であれば、法学部出身で、法律の知識を豊富に有している人ばかりです。法律に詳しいと一目置かれているような人ばかりです。

そんな人たちの間で熾烈な競争試験に勝つためには、単に法律に詳しいというだけでは勝てるものではありません。

試験傾向に徹底的な分析。それに基づいて、効果的な学習方法の採用。その年の本試験で出題される可能性の高い分野の攻略。などをどれだけ行っているかで、合否が分かれてしまうものです。

単に法律が好きだから。法律に詳しいから。というだけで挑戦しても、合格することは難しいのです。

資格試験の徹底的な分析が必要なわけですが、それは個人で行うにはあまりにも無謀すぎるというものです。やはり、資格のスクールを利用するのが最善の方法です。

おすすめのスクール

不動産鑑定士試験対策講座を行っている学校は少ないですが、法律系資格のスクールとしては最大手の学校である LEC とTACで不動産鑑定士試験対策講座を行っています。

どちらが優れているかといえば甲乙つけがたいです。

合格に必要なものはすべてそろっています。

講義、演習講座、模擬試験。そして、分かりやすいテキストと過去問。

これらのすべてが完璧にそろっています。

後は各個人の好み次第ということになります。無料体験講座などを利用してみて、自分に合う方を選ぶといいでしょう。

私が受験生のときは、 LEC東京リーガルマインド （ LECオンライン本校 ） で勉強しました。通信スタイルの講座が充実していたからです。



なお、どちらを選ぶにしても、模擬試験だけは、LECとTACの両方の試験を受けるようにしたほうがいいです。模擬試験のスケジュールが重なる場合でも、通信制度などを利用して、問題と解説だけは入手するべきです。

合格する人のほとんどは、LECとTAC両方の模擬試験を受けていますし、模擬試験で出題される分野というのは、その年の本試験で狙われやすいので、受けておかなければかなり不利です。



おすすめの教材

独学で不動産鑑定士試験に挑戦する方におすすめの教材
法律、会計の勉強をしたことがあるならば、独学で弁理士試験合格を目指すことも不可能ではありません。
弁理士は、100点満点を取らないと合格できない資格ではなくて、全体で6割以上得点できれば合格できる資格です。独学で合格を目指すのであれば、細かいことにこだわりすぎずに、合格に必要な事項だけを徹底的に叩き込むことが大切です。