印鑑と印鑑証明バイブル


印鑑と印鑑証明バイブルでは、実印、銀行印の作り方と印鑑登録の方法、印鑑証明書の取得や活用方法を紹介しています。


 トップページ >> 印鑑登録と印鑑証明書の手続きQ&A

登録できない印鑑とは


市区町村役場に印鑑を持っていったけど、この印鑑では印鑑登録できないといわれてしまって、門前払いにされてしまった。という経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

よくあるのが、「三文判やシャチハタの場合は実印として登録できない」ということで門前払いになってしまうケースですね。

もちろん、どの役所も三文判やシャチハタを実印として認めていないというわけではなくて、地域によっては、三文判やシャチハタでも認めているところもあります。
役所により違うので、引越ししたら、違う対応をされて困惑してしまう方もいらっしゃると思います。

一番正確なのは、印鑑屋さんで、実印として売られている印鑑を作ってしまうことです。実印として作られた印鑑であればどこに住んでいても対応することが可能です。

また、三文判やシャチハタでなくても、登録できない印鑑もあります。

以下、印鑑登録の際に、登録できない印鑑の例をまとめましたので参考にしてください。



登録できない印鑑の例

・印影の文字が判読できない、鮮明でないもの
印影の文字が判読できない、鮮明でないものは、印鑑登録ができません。長い年月が経って磨耗しているようなものだと、登録できないことが多いので注意しましょう。

・他の人が既に登録しているもの
他の人が登録している印鑑で登録することはできません。よくあるパターンが夫婦が同じ印鑑で登録しようとすることですね。
夫婦でも、同じ印鑑で登録することはできないので要注意です。
また、同姓同名の別人が、同じ印鑑で印鑑登録してしまっていたというケースもないとも限りません。印鑑登録は早い者勝ちですから、あとで登録する方が別の印鑑を用意せざるを得ません。

・印鑑の一部が欠けているもの
当然ですが、勝ている印鑑で印鑑登録することはできません。すでに欠けているようなものであれば、長くは使えないでしょうから、新しく作り直した方がいいです。

・ゴム印
ゴム印といわれるタイプの印鑑を実印として利用することはできません。ゴム印は気温により変形してしまうことがあるからです。

・氏名以外のものが書かれているもの
原則として以下のパターンの印影のものしか印鑑登録できません。

氏名
氏だけ
名だけ
氏名の一部だけ

それ以外の文字が書かれている印鑑は印鑑登録できません。例えば、結婚などにより氏名が変わった方が旧姓のフルネームの印鑑で印鑑登録することはできないということです。

・印影の大きさが8mmの正方形枠内に入るもの、または、25mmの正方形枠をこえる印鑑
印鑑の大きさにも決まりがあります。小さすぎてもだめだし、大きすぎてもだめだということです。

・印鑑の輪郭が著しく欠損しているもの及び輪郭がないもの
実印として登録する印鑑には、必ず、輪郭が必要です。輪郭がないと、用意に偽造できてしまうため、認められていません。

スポンサードリンク



実印を作るなら・・・

昔は、印鑑といえば、印鑑職人が手彫りで作るのが当たり前でした。
町のどこかには印鑑屋さんがあって、印鑑職人さんが、細かい彫り作業を行っていたものです。
しかし、最近では、そうした印鑑職人さんは少なくなっています。

なぜかというと、今では、印鑑彫りのほとんどは、機械彫りで行っているからです。
職人さんが手彫りで彫っている印鑑は本当に少なくなっています。
機械彫りだと、手彫りよりも安くて正確に作れるというメリットがあります。普段使う認印ならば、機械彫りのものが良いでしょう。

しかし、実印の場合は、機械彫りされたものは好ましくありません。機械彫りの場合は、全く同じ印鑑がいくつも存在することになってしまうからです。

手彫りの場合は、同じ名前でも、完全に同じものを作れるというわけではなくて、そのときそのときで、微妙に違ってくるものです。オリジナル性が求められる実印や銀行印としては最適です。

※参考サイト 京都の名匠の作る象牙印鑑なら自慢出来ます!

 おすすめの印鑑をピックアップ!


高級感のある一生物の実印、銀行印を選ぶならば、象牙の印鑑がお薦め

印鑑セット/実印・銀行印セット/象牙(上) 〔実印16.5mm、銀行印13.5mm〕ケース付

技能グランプリ大会で、一位を受賞するほどの確かな技術を持つ一級技能士の職人による手仕上げ彫りの実印です。最高の象牙を使うならば、彫ってくれる職人にもこだわりたいですよね。

京都の名匠の作る象牙印鑑なら自慢出来ます!


リーズナブルな価格で一生物の印鑑を作るなら黒水牛がお薦め

印鑑セット/実印・銀行印セット/黒水牛(芯持極上)〔実印16.5mm、銀行印13.5mm〕ケース付

黒水牛は、賢牢性や印肉のつきの良さが優れている印材です。手ごろな価格で、耐久性の高い印鑑を手に入れられますよ。


とにかく耐久性重視!のあなたは半永久的に使い続けられる印鑑ならチタンがお薦め

チタン印鑑・はんこ〔実印〕チタン印鑑 実印〔16.5ミリ〕ケース付

チタンは材質の粒子が超微細なので、朱肉のノリが均一になるため、捺印時にも鮮明な印影が得られます。また、欠けることがなく、錆びることもなく、耐久性は他の印材と比べ物にならないほど優れています。
実印や銀行印などの大切な印鑑を作るのならば、チタンほど優れた印材は他にありません。



スポンサードリンク


弊サイトは実務法務研究会が運営しております。相互リンクはメールフォームで受け付けています。いつでも、お気軽にどうぞ

弊サイトは、リンクフリーです。お気軽にリンクしてください。
Copyright (C)  印鑑と印鑑証明バイブル All Rights Reserved.